リップクリームを手作りするレシピで、長らく気に入っている割合があるので、ご紹介します。
長らくリップクリームの記事を書いていないので、分量だけでなく、改めて作り方からご説明したいと思います。
レシピの分量だけでいいよ~という方は必要な材料からお読み下さい。
リップクリームを作るのに必要な道具は、こちらです。
- はかり
- 消毒液
- ミルククリーマー
- ガラス製のビーカー(出来たら2つ、1つはオイルの計量用なので、紙コップなどでもいいです。)
- 湯銭するお鍋かフライパン
- リップを入れる容器
各道具について、詳しくはこちらのリンクをご覧下さい。
関連ページ:手作りリップクリームを作るのに必要な道具
リップクリームを作るのに必要な材料です。
- 蜜蝋・・・12g
- ムルムルバター・・・3.6g
- アボカドオイル・・・3.6g
- アルガンオイル・・・43.2g
- 製油 ローズAbs・・・標準的な1滴0.05mlのドロッパーの場合、10滴
- ビタミンEミックストコフェロール・・・1滴
各材料について、詳しくはこちらのリンクをご覧下さい。
関連ページ:手作りリップクリームを作るのに必要な材料
- 使用する道具(ビーカー2つ、ゴムベラ、ミルクフォーマー、リップを入れる容器)を消毒します。私はティッシュやコットンなどは使用せず、直接消毒液を万遍なくかけて、キッチンペーパーの上に置き、しばらく放置し、乾燥させてから使っています。
- ティッシュやキッチンペーパーを火が危なくなく、すぐ使えるところに置きます。
- 蜜蝋を計量します。
- 小さめのお鍋に底から3cmくらいのお湯を沸かし(使用するビーカーの中に水が入らないような水位にして下さい。)、火をいったん止めます。蜜蝋を入れたビーカーを鍋の中に入れ、湯煎します。
- 蜜蝋を溶かしている間に、はかりにラップを敷いてムルムルバターを量り、次に新しいビーカーや紙コップでオイル2種を量ります。
- ビーカーを上げて、蜜蝋が完全に解けていたら、ムルムルバターとオイルをビーカーに入れます。
- しばらく湯煎し、ミルクフォーマーで蜜蝋が完全に解けきるまで混ぜます。
- 蜜蝋が完全に解けたら、ビーカーを上げて、精油とビタミンEミックストコフェロールをいれ、何度か混ぜます。
- 素早く容器に移し、すぐ冷蔵庫で冷やします。
- 使い終わった道具をティッシュで拭います。蜜蝋が入ったビーカーは、必ずティッシュで拭って綺麗にしてから、洗剤であらって下さい。蜜蝋が固まってしまった場合は、また湯煎し、蜜蝋が溶けてからティッシュで拭います。
ミルクフォーマーもしっかりティッシュで拭い、熱湯で洗うとすっきり洗い上がります。蜜蝋が水道管で冷やされ、詰まりますので、必ず蜜蝋を使ったものは、ティッシュで完全に拭ってから、洗って下さい。
こちらは、蜜蝋を1とした時、オイルの合計が4.2、
オイルは保湿系オイル(ムルムルバター+アボカドオイル)1に対して、オイル6の割合で作ったリップです。
リップスティックタイプでは柔らかすぎるので、ジャーに適していると思います。
一般的な市販のジャータイプに比べると、恐ろしく固いです。
使う時は、指の腹ではなく、爪先で外側にはじくように削り、唇にのせてから伸ばします。唇にのせると、体温で伸びますので、スムーズに伸びます。
保湿力が高く、長時間唇にのって乾燥を防いでくれる上、唇の下に垂れてきません。
私は、自宅用にユニフレーム UFキャニスターというステンレスの容器を買い、その容器で作って、そのまま固め、使用しています。このレシピで、大体4か月くらい使用しています。容器も密閉ですし、食洗器にもかける事ができます。
家に買い貯めてあるアフガンオイルがなくなるまでは、このレシピでいこうと思います。